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モーツァルト講座第3回
5/ 8(木)
2台のピアノ・ソナタ(K448)
−IQ増進説の眞偽に挑戦する−
先生はボローニャでの会議の為に大型連休期間一週間海外だったそうで、水曜日に帰国されたばかりのようで、お疲れなご様子でした。
ボローニャの空港で荷物が届かず、大変困ったそうです。
そんな雑談のあと、モーツァルトは偏差値をあげるのか?という事について講義されました。
結論からいけば、そんなはずはない。。ということなのですが。。
(資料)
ドン・キャンベル 『モーツァルトで癒す。。音と音楽による驚くべき療法のすべて』日野原重明監修 日本文芸社1999年より
アーヴィン市にある記憶と学習の為の神経生理学センターでは、研究班が大学生や子供を対象にモーツァルト効果を調べ始めた。
フランシス・H・ラウシャー(女性)医学博士らは、心理学在籍の学生にモーツァルトの「2台の為のピアノソナタ ニ長調 (K.448)」を10分間聞かせたあと、空間把握に関する知能検査をしたところ、聞いた生徒の方が高得点をあげたところから、音楽と空間把握能力には密接な関係があり、音楽を聴くだけで差が現れると結論づけた。
彼女の研究に使用したCDはペライアとルプーの演奏です。講座でも試聴しましたが、確かに素晴らしい演奏でこの研究発表が公開されたとき、店頭からCDが売り切れてしまったという話もうなづける、演奏だと思いました。
さらに理論物理学者でもあるゴードン・ショウはモーツァルトの音楽が「脳をウォーミングアップしてくれる」と提唱し、「複雑な音楽はある種の複雑なニューロンのパターンを促し、数学やチェスといった脳の高度な活動に良い影響を及ぼす。逆に単純で反復性のある音楽は逆効果を生む可能性がある」とも述べている。
こうしたことから、科学者は、モーツァルト効果には特定のメカニズムやあるのではないかと提起した。つまりモーツァルトを聞くことで、大脳皮質のニューロン発射パターンが「組織化」し、特に創造的な右脳処理能力が強化され、その結果空間的な思考力と時間的な思考力の双方が強化されるのではないかというのである。彼らは音楽を聴くことは右脳と左脳を同じように働かせることになり、その結果、脳全体の機能を高め、いわば脳の「訓練」になると結論づけた。簡単にいえば、音楽は集中力を高め、直観力を強化すると結論付けた。
モーツァルト効果について、ウィキペディアも参考資料として配られました。こちら
次にこの理論に真っ向から対立したKenneth M.Steele、クリストファー・チャビスは論文を発表しています。
ラオシャーFrances H. Rauscherの英文の短い論文とKenneth M.Steeleの英文も渡されました。
先生はモーツァルトの音楽を聴いて知能があがるという事は思わないというような論理の方に賛成なようでした。













