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モーツァルト講座第5回
第五回 5/22(木)
セレナード・グラン・パルティータ(K361)
−映画「アマデウス」にみるサリエーリのショック−
モーツァルト講座へ行ってきました。
先生はとてもお疲れだそうです。
私も昨日友人と遊んだせいか、お疲れムードで。。
映画「アマデウス」冒頭を見ました。
モーツァルトの天敵?
コロラド司教の叔父さんのお城は今でもあるそうです。
先生は訪問なさったことがあるのだそうです。
ブルッペン指揮18世紀オーケストラ演奏の古楽器による演奏で観た「13管楽器の為のセレナーデ。。k361」もつい、ウトウトしてしまいました。
セレナード変ロ長調 K361はいわゆる「グラン・パルテイータ」とも「13管楽器の為のセレナード」とも呼ばれています。
この曲はケッヘルは1780年に作曲されていたと云われていましたが、のちに、アラン・タイスンという五線譜研究家は1783年から82年に作曲されたのではないかといわれました。
今では1780年代初めにウィーンで書かれたのではないかといわれています。
又サリエリによると、変ロ長調を書いたことに対してびっくりしたのだそうです。あの時代♭二つまでが主流だったのだそうです。情緒が重くなるし楽しい曲(当時は楽しい軽い曲が好まれた)ではないと云っていたのだそうです。
これらの話はアインシュタイン著「モーツァルト―その人間と作品」浅井真男訳白水社に書かれているようです
モーツァルトの書いたセレナードの中でも異色の存在でセレナードでありながら、セレナードとはいえないような曲だそうです。
バセットホルンを使っていることからも、当時親交があったアントンシュタドラーとの関係から書いたといえるようです。
検索したセレナーデの解説がいまいち簡潔でないようなので、私が所有している「音楽形式の基礎」属啓成著の本を読もうと思います。

モーツァルト講座第4回
5/15(木)
音楽の冗談(K522)
−モーツァルトはへぼ作曲家か?−
音楽の冗談(K522)初版パート譜を先生は所有されているので、それを見せていただきました。貴重なものです。
更に、それを試聴いたしました。
↓のCDには「音楽の冗談」も録音されています。モーツァルト自身この曲の後に完璧とも言える、美しい曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を作曲しています。



ヒルデスハイマー著「モーツァルト」渡辺健訳を資料のひとつとして渡されました。
先生はヒルデスハイマーのモーツァルト論については共感できないものばかりなのだそうですが、この「音楽の冗談」に関しての文章は良いのだそうです。
非常に素敵にまとめられているモーツァルトのHPを見つけました。年譜など簡潔にまとめられており、便利です。こちら
又、モーツァルトの遊びについては以前にも書きましたが、先生の親友とでもいえる、ギュンター・バウアー先生が詳しく本にまとめています。まだ翻訳はされていませんが、そのうち、先生が翻訳なさるかもしれません。
時間があれば書き足します。
モーツァルト講座第3回
5/ 8(木)
2台のピアノ・ソナタ(K448)
−IQ増進説の眞偽に挑戦する−
先生はボローニャでの会議の為に大型連休期間一週間海外だったそうで、水曜日に帰国されたばかりのようで、お疲れなご様子でした。
ボローニャの空港で荷物が届かず、大変困ったそうです。
そんな雑談のあと、モーツァルトは偏差値をあげるのか?という事について講義されました。
結論からいけば、そんなはずはない。。ということなのですが。。
(資料)
ドン・キャンベル 『モーツァルトで癒す。。音と音楽による驚くべき療法のすべて』日野原重明監修 日本文芸社1999年より
アーヴィン市にある記憶と学習の為の神経生理学センターでは、研究班が大学生や子供を対象にモーツァルト効果を調べ始めた。
フランシス・H・ラウシャー(女性)医学博士らは、心理学在籍の学生にモーツァルトの「2台の為のピアノソナタ ニ長調 (K.448)」を10分間聞かせたあと、空間把握に関する知能検査をしたところ、聞いた生徒の方が高得点をあげたところから、音楽と空間把握能力には密接な関係があり、音楽を聴くだけで差が現れると結論づけた。
彼女の研究に使用したCDはペライアとルプーの演奏です。講座でも試聴しましたが、確かに素晴らしい演奏でこの研究発表が公開されたとき、店頭からCDが売り切れてしまったという話もうなづける、演奏だと思いました。
さらに理論物理学者でもあるゴードン・ショウはモーツァルトの音楽が「脳をウォーミングアップしてくれる」と提唱し、「複雑な音楽はある種の複雑なニューロンのパターンを促し、数学やチェスといった脳の高度な活動に良い影響を及ぼす。逆に単純で反復性のある音楽は逆効果を生む可能性がある」とも述べている。
こうしたことから、科学者は、モーツァルト効果には特定のメカニズムやあるのではないかと提起した。つまりモーツァルトを聞くことで、大脳皮質のニューロン発射パターンが「組織化」し、特に創造的な右脳処理能力が強化され、その結果空間的な思考力と時間的な思考力の双方が強化されるのではないかというのである。彼らは音楽を聴くことは右脳と左脳を同じように働かせることになり、その結果、脳全体の機能を高め、いわば脳の「訓練」になると結論づけた。簡単にいえば、音楽は集中力を高め、直観力を強化すると結論付けた。
モーツァルト効果について、ウィキペディアも参考資料として配られました。こちら
次にこの理論に真っ向から対立したKenneth M.Steele、クリストファー・チャビスは論文を発表しています。
ラオシャーFrances H. Rauscherの英文の短い論文とKenneth M.Steeleの英文も渡されました。
先生はモーツァルトの音楽を聴いて知能があがるという事は思わないというような論理の方に賛成なようでした。
ラフマニノフ [ある愛の調べ]
映画 ラフマニノフ『ある愛の調べ』が4月19日よりBunkmura シネマ 、銀座テアトルシネマなどで公開中なのだそうです。



以下転載
1920年代のアメリカ。ロシア革命を機に亡命した天才音楽家セルゲイ・ラフマニノフは演奏旅行で全米を回り各地で成功を収めるが、その心は鬱々としていた。幼くして一家離散の憂き目に遭いながらもピアノと作曲の才能を開花させた彼は今、望郷の念と多忙さから作曲に集中できずに苦しんだ挙げ句、これまで支え続けてくれた妻ナターシャにすら背を向けてしまう。そんなある日、郷愁を誘うライラックの花束が届く。
モーツァルト講座第一回
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第一回
トルコ行進曲つきソナタ(K331)
−オーストリアの対オスマン・トルコ軍撃退100周年を祝う−
この曲は一度は練習したり、聞いた事があるほど有名なので、今更。。かもしれませんが、
しかしながら、この曲が作曲されたと云われる年代は研究からより確かな情報がわかるようになっています。(だから、モーツァルトの書籍選びは慎重に)
お勧めモーツァルトの本はこちら
事実今回の講座で使用した海老澤先生の本に書かれていた本(新モーツァルト考)でも、作曲された年代について1780年あるいは、1781年から翌々年にかけて、ウィーン又はザルツブルグで書かれたものではないかと記述されています。
しかし、今回講義でほぼ断定的に1783年ウィーンで作曲されたと話されました。
何故この年代と場所が断定できたのか。。
筆跡研究、五線紙(質、すかしなどから年代、作成された国)研究など、色々な研究者の研究から断定されたのです。
変奏曲がこのトルコ行進曲の特徴です。
モーツァルトは1783年中旬下旬ごろ自費自作コンサートを開くようになります。そのコンサートに、作曲家グルックが聞きにきてくれることを知っていました。その人気作曲家のグルックのフランス語コミックオペラ「メッカの巡礼者達」の中から人気曲を変奏曲としてモーツァルトは即興演奏しました。そして、それを1784年に楽譜に書き下ろしたわけです。
当時は良く知られた曲を変奏曲にするようでした。
このあと、モーツァルトの所有していたアントン・ヴァルター製のフォルテピアノを使用したCD録音で聞きました。
他にも色々伺いましたが、ちょっと疲れたのでこの辺で。。
まあ、書き足すかも。。



その時歴史は動いた
NHKで昨夜「その時歴史は動いた」を放送していました。
「音楽市民革命」と題してモーツァルトを扱っていました。
残念ながら最後の方しか見られなかったので。。
15日3時半からの再放送を録画設定しておきました。
その時歴史(私は)動いた。。。
トイレへ。。。


YouTubeクラシック音楽
クラシック音楽好きなら誰でも喜びそうなyouutubeのまとめサイトを教えていただきました。
こちら






伊福部昭音楽祭
伊福部昭音楽祭が本日杉並公会堂であるようです。

簡単にいえば、勿論あのゴジラの作曲者です。

が、偉大なる先生です。
# 『音楽入門』(1951年:要書房)
# 『管絃楽法・上巻』(1953年:音楽之友社)
# 『管絃楽法・上巻補遺』(1968年:音楽之友社)
# 『管絃楽法・下巻』(1968年:音楽之友社)
# 『音楽入門』(1985年:現代文化振興会、1951年の同名書の復刊)
# 『音楽入門』(2003年:全音楽譜出版社、1951/1985年の同名書の復刊)
私は管弦楽法の著者(伊福部昭)である人と、ゴジラの作曲者とが同人物であることを友人に教えてもらうまで結びつきませんでした。
数多くの有名な作曲家を育てていらっしゃるようです。又ラヴェルがとても好きだったのだそうです。私も彼の曲が好きですが。。。

















